2024年モデルのPXG、0311P・GEN7 アイアンは、操作性と寛容性のバランスが取れたモデルで、同時に飛距離性能も期待できるアイアンです。
PXGのアイアンの中では中、上級者向けに作られた 0311P・GEN7 アイアンは、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。
0311P・GEN7 アイアン
7番 ロフト 30°
シャフト MODUS120
PXGのPシリーズアイアンは、ややストロングロフトで中間的なヘッドサイズが特徴のモデルです。
操作性と寛容性のバランスが良く、ややコンパクトなヘッドに飛距離性能をプラスしています。
実際に打ってみると、試打室ではトータル155yardを計測しましたが、中空構造に近いヘッドなのでオートマチックに高弾道を打つことができました。
PXGのアイアンは、チタン製のウエイトでカスタムできるように作られているので、ユーザーに合わせてヘッドバランスや捕まりを調整できるメリットがあります。
デザイン
0311P・GEN7 アイアンを構えてみると、薄いトップブレードとコンパクトなヘッド長なのですっきりとした形状になっています。
鍛造製法にこだわって作られているPXGのアイアンは、きれいなシルバー塗装で独特な雰囲気を感じました。
ヘッド形状はオーソドックスなので、 中、上級者向けモデルとしてはスタンダードなデザインだと思います。
ソール側を見てみると比較的ワイドなソールで、トウ側にボリュームがあるので捕まりを抑えて直進性の高い弾道を打ちやすく感じます。
実際に打ってみても、トウ側のウエイト効果で寛容性が高く、捕まり過ぎない良さを感じました。
極薄フェース
高強度のHT1770マレージング鋼を使用した超極薄フェースは、柔らかく球持ちの良い打感になっています。
インパクトした時はボールがフェースに乗るフィーリングを感じやすく、その上で高反発フェースによって飛距離を伸ばすことができます。
試打室で打っていると、ミスヒットにも強くどの打点で打っても柔らかさを感じるのは、薄いフェースとヘッド内部の充填材の効果なのだと思います。
PXGの0311P・GEN7 アイアンは、テクノロジーの詰まったヘッドでバランスの取れたモデルだと思いました。
ぜひ一度、試してみてくださいね!