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フジクラ24ベンタスブラックシャフト試打評価(2024年)

2024年モデルの24ベンタスブラックは、今だに多くのツアープロ達が使い続けている初代ベンタスブラックの後継モデルとして登場しました。

 24ベンタスブラックは、発売して6年間支持され続けている、初代ベンタスブラックの性能をどこまで引き継いでいるのかレビューしたいと思います。

 

24ベンタスブラック

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試打シャフトスペック

60 (S) 重さ  66g   トルク  3.2    元調子

初代ベンタスブラックは典型的な元調子シャフトで、手元の粘りと強靭な先端で余計な動きをしないことで使い手のイメージ通りに振れる良さが人気の要因だと思います。

初代ベンタスブラックはハードなシャフトですが、シンプルな挙動がコントロールしやすさに繋がっているのだと思います。

24ベンタスブラックは、シャフト先端のベロコア+テクノロジーによって、インパクトのブレを軽減してミスヒットをしても安定した弾道を打てる特徴があります。

実際に打ってみると初代ベンタスブラックに近い振り心地で、手元のしなりはわずかに感じますがインパクトにかけてのしなり戻りが早いように感じました。

24ベンタスブルーを打った時も感じましたが、ベロコア+はシャフトのねじれが少なく復元力が早い特徴があるので、スピーディに振り抜ける良さがあると思います。

24ベンタスブラックは、初代ベンタスブラックとベンタスTRブラックの中間的性能と振り心地があるように思いました。

前作のベンタスTRブラックは手元の剛性が高く先端にスピード感がありましたが、24ブラックはシャフト全体の硬さが均等なので癖のない振りやすさが特徴になっています。

デザイン

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24ベンタスブラックは、マットブラックカラーになり落ち着いたカラーリングになりました。

シャフトに光沢がない分、光の反射が抑えられるのでアドレスに集中しやすいように思いました。

24ベンタスレッド

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シャフトスペック S

重さ 67.5g    トルク 3.3   先中調子

ベンタスシリーズの中では最も捕まりが良く、しなり戻りがスピーディなベンタスレッドも24シリーズとしてリニューアルされました。

24ベンタスレッドを打ってみると、レッドらしいスピード感はありますが、ベロコア+テクノロジーが採用された先端部分は安定感があるので、走り過ぎることなくコントロールしやすい良さを感じました。

シャフト先端は力強く動いてくれるので、大型ヘッドの高慣性モーメントヘッドでも振りやすくなる良さがあると思いました。

24ベンタスレッドはシリーズの中では飛距離性能が高いモデルだと思いますが、24ベンタスブラックと打ち比べると24レッドの方が数ヤード飛ぶ結果になりました。

個人的には両モデルの飛距離の差はわずかでしたが、24レッドのしなりの大きさを上手く活かすことができれば、もっと飛ばせるポテンシャルはあると思います。

24ベンタスブラックは初代ベンタスブラックに近い性能で復元力の速さを活かして飛ばせるシャフトになっています。

ぜひ一度、試してみてくださいね!