2024年モデルのJPX925ホットメタルプロは、4モデルの中でも特に新フェースの高い飛距離性能を体感できるモデルになっています。
今作は飛びを追求したJPXシリーズになっていますが、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。
JPX925ホットメタルプロ
7番 ロフト28°
JPX925ホットメタルプロは大きめのヘッドサイズで寛容性が高く、ストロングロフトと高初速フェースによって飛距離性能に特化したアイアンです。
実際に打ってみると強烈に弾くフェースで出球が速く、平均飛距離160yardを計測しました。
標準的なアイアンよりは1番手から2番手は飛ぶので、飛距離には困らない性能になっています。
JPX925ホットメタルプロは操作性は控えめですが、オートマチックにストレート弾道を打ちやすい性能を感じました。
今作は飛距離性能を高めたモデルとのことでしたが、実際に高初速を生むフェースで飛ぶミズノアイアンへの進化を感じました。
デザインと打感
JPX925ホットメタルプロは4モデルの中ではコンパクトなヘッドサイズになっていますが、ツアーモデルと比べると大きめのセミラージヘッドになっています。
やさしいモデルの中ではグースが控えめで、ストレートなフェースはミズノらしいシャープな形状になっています。
新しくなったフェースは弾き感が強くなっていますが、その中にもミズノらしい重厚な打感も感じられました。
プロジェクトX 5.5
5.5 スペック(S)
重さ 115g トルク 非公表 元調子
プロジェクトXは骨太な元調子シャフトで、手元の粘りと剛性の高い先端が特徴のシャフトです。
プロジェクトXは捕まえにいっても左に行きにくく方向性が取りやすいシャフトなので、元調子ユーザーには一度試してもらいたいシャフトです。
プロジェクトX5.5は、普段100g程度のシャフトを使うユーザーにも使えるスペックだと思います。
JPX925ホットメタルプロと組み合わせると、ストレートからややドローボールを打ちやすく方向性が安定するように感じました。
JPX925ホットメタルプロは、元々方向性が安定していますが、捕まえたいユーザーにはモーダス105、捕まりを抑えたいならプロジェクトXやダイナミックゴールド120にするなど、ユーザーによってシャフトを合わせるのが良いのではないかと思います。
ぜひ一度、試してみてくださいね!