テーラーメイドのツアーレスポンス・ストライプボールは、ボールの性能とデザインが一新されてリニューアルされました。
高初速、高スピン性能でイエローのアライメントがパッティングの方向性を高め、ボールの転がりがわかりやすい視認性の高いボールになっています。
今回はテーラーメイドのフィッティングで試打をした、レビューをしたいと思います。
NEW360°クリアパスアライメント
ツアーレスポンスボールに新たにビジュアルテクノロジーが搭載されて、パッティングにおいて目標への方向性を合わせやすくなり、ボールの転がりがはっきりと見やすくなったモデルです。
実際に打ってみるとボールの転がりがきれいな順回転の時は、アライメントラインがよどみなくきれいに見えました。
ボールの転がりにブレがある時はラインが歪んで見えるので、一目で良いインパクトかどうかの見分けが付きます。
ツアーレスポンスストライプボールの打感は柔らかく、TPトラスパターでインパクトするとよりソフトな打ち心地を感じました。
ボールのイエローラインが強調されますがベースはホワイトなので、ボールの向きによってはホワイト一色に見えます。
普段ホワイトのボールを使うユーザーには、イエローカラーが気にならない工夫がされています。
ツアーフライトディンプル
新しくなったツアーレスポンスストライプボールにはテーラーメイドのツアーボールであるTP5、TP5Xと同じディンプルが採用されています。
このディンプルはインパクト直後から空気抵抗を減らし最高到達点を伸ばしやすく、ボールが落下する時にも揚力を増加させることでキャリーを伸ばす効果があります。
高初速・高スピン
ボールのカバーにはキャストウレタンという素材が使われていて、アプローチにおけるスピン性能が高く柔らかい打感を生み出しています。
またキズに強く耐久性が高いので、簡単にはキズがつかないメリットがあります。
3層構造のコアはエネルギー伝達効率が高く、インパクト後の反発性能が高くなり初速性能を上げる働きをしてくれます。
ソフトな打感
ボールの硬さを示すコンプレッション数が75以下の場合は柔らかいボールと言われていますが、ツアーレスポンスのコンプレッション数は70なので柔らかいボールに分類されます。
他のボールと比較すると、テーラーメイドのソフトレスポンスは50なのでさらに柔らかく、タイトリストのプロV1のコンプレッションは90とやや硬めの打感になっていてそれぞれ打感にも違いが現れると思います。
ツアーレスポンスは低価格でありながら、TP5シリーズと同じテクノロジーが搭載された高性能のボールになっています。
ぜひ一度、試してみてくださいね!