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プロギア01アイアン試打評価(2023年)

 

 

プロギア01アイアンが、3年ぶりにリニューアルされました。

プロギアのアイアンラインナップは豊富にありますが00アイアンがプロ仕様のマッスルバックになっていて、その次のアスリートモデルとして位置付けられているのが01アイアンです。

新しくなった01アイアンの性能がどうなっているのか、レビューしたいと思います。

01アイアンの改良点

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 7番アイアン  ロフト  32°

シャフト

プロギア純正スペックスチールⅢ  S

01アイアンは前作よりもトップブレードが薄くなりよりシャープなデザインになったので、すっきりした見た目が構えやすく感じました。

実際に打ってみてもヘッドの操作性の高さやソールの抜けの良さが際立つモデルになっていて、前作よりも厚肉化されたバックフェースが分厚い打感を生み出しています。

飛距離性能は7番アイアンでトータル140yard程度だったので、ロフトなりの標準的な飛距離性能だと思います。

01アイアンはコンパクトヘッドの操作しやすさがありながら、キャビティバックのやさしさと打感の良さが備わったアイアンになっています。

02アイアンと比較

写真は02アイアン

バックフェースを見ると02アイアンとそっくりなデザインですが、ソール幅は01アイアンの方が狭くより抜けの良い形状になっています。

02アイアンはより低・深重心でワイドソールになっている分、ボールを拾いやすく楽にボールが上がるモデルです。

02アイアンの7番のロフトはややストロングの30°で、飛距離はトータル145yard程度でした。

操作性というよりはオートマチックに飛ばせるやさしいモデルなので、楽にまっすぐ飛ばしたいなら02アイアン、よりシャープな振り心地でヘッドをイメージ通りに操作したいなら01アイアンがおすすめです。

デザインと打感

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01アイアンはとてもソフトで球持ちの良いフィーリングがあって、プロギア独特の打感の良さを感じました。

他メーカーのロフト32°のアイアンと比べるとコンパクトなサイズ感でブレード長は短く、薄くなったトップブレードはマッスルバックに近いシャープなデザインになっています。

ソール幅は狭い方でフェース側のソール部分をカットしているので、打ち込んでもボールコンタクトがしやすくなっています。

01アイアンはシャープな見た目ですがキャビティ構造になっているので難しくはなく、操作性と扱いやすさのバランスが取れたモデルだと思います。

スペックスチールⅢ

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シャフトスペック(S)

(7番アイアン)  重さ  95 g    トルク  1.9   中元調子

プロギア純正のスペックスチールは専用設計がされていて、癖のないしなり感でシャープに振り切れるシャフトです。

90g台のスチールシャフトの中では硬めな印象で、全体のしなり量が均等なのでもたつきがなくどこかが大きくしなるシャフトではないので、幅広いユーザーに合うのではないかと思います。

スペックスチールⅢは純正シャフトの中でもしっかりしていて、癖のない打ちやすさに魅力を感じました。

ぜひ一度、試してみてくださいね!