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ディアマナサンプアイアンシャフト試打評価(2023年)

 

 

2023年1月に、NEWディアマナサンプアイアンシャフトがデザインを一新して登場します。

テーラーメイドのNEWモデル、P770アイアンが標準カスタムとして採用しているので、試打をしたレビューをしたいと思います!

95Sでもハードなシャフト

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クラブスペック

P770アイアン( 7番)

ディアマナサンプ i95S

重さ  94g    トルク 1.9   元調子

ディアマナサンプのアイアンシャフトと言えば、ハードヒッターが好む強靭なシャフトのイメージがあります。

i95Sを打ってみましたが手元と先端の硬さが際立っていて、強振しても全くブレないシャフトでした。

ただシャフト中間にはしなりがあって、遊びがある分タイミングが取りやすく感じました。

アイアン用カーボンシャフトに求められる、強く叩いても当たり負けしない強靭なシャフトになっています。

シャフト先端はかなり硬く動きがないので、球を捕まえるのが苦手なユーザーには難しく感じるかもしれません。

元調子が好きで、ダウンブローが強いユーザーにはハマるシャフトになると思います。

振り抜きの良さ

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一般的なアイアン用カーボンシャフトはスピン量が増えやすく、弾道が高くなる傾向があります。

カーボンシャフトのメリットとして振り抜きがスピーディで、力を入れなくても飛ばせる良さがあります。

アイアン用カーボンシャフトには様々なモデルがありますが、ディアマナサンプは剛性の高さと振り抜きの良さが共存しているように思います。

シャフト先端は相当硬いですが、95gと軽めのためか振り抜きがとても良く感じました。

先端が硬いまま走り感とは違うフィーリングで、手元のキックポイントから一気に振り切れる感覚です。

全く暴れる要素がないので、元調子ユーザーにも安心して振れるブレないシャフトになっています。

MCIとOTI

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アイアン用カーボンシャフト2種類と比較をすると、フジクラのMCIはシャフト先端に金属管が入っていて、スチールシャフトと同じ降り心地を実現しています。

MCIはゆっくりしなる粘りのあるシャフトで、捕まりは良くボールが上がりやすい特徴があります。

三菱ケミカルのOTIは、剛性感の高いハードなシャフトで捕まりは控えめなモデル。

ミズノが標準カスタムで採用していて、独特な硬さがある打ち応えのあるシャフトです。

ディアマナサンプは同じ三菱ケミカルのOTIに似ていて、OTIの方がしなり戻りが大きく捕まえる挙動が強いように思います。

MCIはしなり量が多くマイルドな挙動で1番捕まるモデル、元調子系で先端までしっかりしているOTIとディアマナサンプに大別できると思います。

OTIはディアマナサンプよりは粘りとしなりがあるので、硬めのシャフトが好みのユーザーはディアマナサンプの方がしっくりくると思います。

豊富なラインナップ

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ディアマナサンプはアイアン用シャフトからウェッジ、ハイブリッド、フェアウェイウッドまでをラインナップしています。

アイアン用シャフトは85R〜115Xまで、幅広くラインナップしています。

アイアン用シャフトの絶妙なしなり感とブレない硬さがとても良かったので、他のモデルも試してみたくなりました。

ぜひ一度、試してみてくださいね!