ピンクラブレンタルで、G430ハイブリッドをレンタルしました。
スペックは試打する機会が少ない2番(17°)、シャフトはNS PRO MODUS105です。
今回は練習場で試打をした、計測データと合わせてレビューしたいと思います!
クラブスペック
G430ハイブリッド 17°
NS PROMODUS 105(S)
G430ハイブリッド2番 試打データ
弾道の高さは低〜中弾道、スピン量は少なめでランの多い弾道になりました。
試打データの飛距離は190yardですが、最高飛距離は200yardを計測しました。
方向性はストレートからややドローで、ロフト17°にしては捕まりの良いハイブリッドだと思います。
試打をしていてミスショットは少なく安定したデータが多かったので、PINGのハイブリッドの打ちやすさを感じました。
2番ハイブリッド(17°)
PINGのハイブリッドには、ロフト設定としては珍しい17°がラインナップされています。
一般的なハイブリッドには19°までしか設定されていませんが、ロフト17°が少ないのは難易度が高くなることとフェアウェイウッドの5番ウッド相当と重複するため、販売するメーカーが少ないのだと思います。
PINGG430、2番ハイブリッドを打ってみましたが、ボールは上がりにくいもののPINGらしい打ちやすさがあるので、安定して打つことができました。
2番ハイブリッドは難易度は高いクラブですが、球の高さを抑えて飛距離を稼げるメリットがあります。
G430ハイブリッドはストレート弾道が打ちやすく、ミスショットが出にくいので狭いコースのティショットなどに2番(17°)を使うのもありだと思います。
2番ハイブリッドでもヘッドの安定感は高く、ショートウッドを少しコンパクトにしたような形状で扱いやすいのはPINGならではの良さだと思いました。
NSPRO MODUS105(S)
ハイブリッドにスチールシャフトを組む時は、普段使用するアイアンより10〜20g軽くすると振り心地が揃うと言われています。
2番ハイブリッドの長さは40.25インチ(スチールシャフトの場合)と長くなるので、モーダス105は少し重く感じスイングスピードを上げるのは難しい印象でした。
個人的には100gを超えるスチールシャフトでは球が上がりにくかったので、80g程度のカーボンシャフトなら適正な弾道に近づくように思います。
スチールシャフトを組み合わせるなら、番手を変えて4番ハイブリッドにモーダス105を組めば、長さは短くなる分振りやすくなると思います。
PINGツアー2.0 クローム 85
シャフトスペック(S)
重さ 80g トルク 2.3 中元調子
ハイブリッド用に設計された、純正カスタムシャフトです。
前作のPINGツアー173と比べ、同じ85Sでも柔らかくなりました。
手元の粘り感が強くなり、先端の走り感はあらますがゆるさも感じます。
PINGツアー173の、硬さとシャープな振り心地が好きなユーザーには物足りないかもしれません。
そのようなユーザーには、85Xが同程度のスペックになるのでおすすめです。
PINGツアー173がハードに感じるユーザーには、シャフトのしなり量が増えて遊びがある分、扱いやすいと思います。
G430ハイブリッドは前作よりやや低スピンになり、飛距離が出やすいモデルになりました。
飛距離性能が高いと飛び過ぎてコントロールが難しくなる傾向がありますが、G430ハイブリッドには何球打っても安定した弾道が打てる良さを感じました。
ぜひ一度、試してみてくださいね!