Golf Powers 試打レビュー☆

カスタムクラブ、ゴルフクラブ試打レビュー☆YouTube公開中!

スリクソンZX7MkⅡドライバーカスタムシャフト試打評価

 

 

2022年モデルのZX7MkⅡは、セレクトストア限定販売になりました。

最近流行りの販売方法ですが、割引率が低くなるので消費者にとっては困った話しですよね。

しかし、今作のZX7MkⅡは、前作より扱いやすくなり捕まりも良くなっています。

今回は、ZX7MkⅡのレビューをしたいと思います。

イメージ通りの弾道

f:id:golfpowers:20221022223240j:image

ZX7 MkⅡ  9.5°

DIAMANA ZXⅡ  60(S

重さ  55g  トルク 4.2   中調子

試打した時はZX5MkⅡノーマル、ZX5MkⅡ・LS、ZX7MkⅡを打ち比べました。

その中でもZX7MkⅡは、自分のイメージ通りにヘッドがターンしてコントロールしやすいモデルでした。

ZX5MkⅡ・LSも操作性の高いモデルですが、浅重心でヘッド後方が軽いので機敏に動いてくれますが、ややピーキーな挙動があります。

自分のイメージより早く動き過ぎて、ヘッドコントロールがシビアな印象。

ZX7MkⅡも操作性は高いですが、ヘッド後方にウエイトが2つ配置されている影響か安定感もあります。

フェースの開閉がゆっくり動く中でコントロールできるので、自分の感覚に合うようなイメージです。

飛距離性能

f:id:golfpowers:20221027154144j:image

ZX7MkⅡは低スピン中弾道の、飛距離性能が高いドライバーです。

他メーカーで言うとタイトリストTSR3や、テーラーメイドステルス+と同じタイプのドライバーになると思います。

今作はフルチタンヘッドになったことで反発力が上がり、ボール初速が出やすくなっているので前作よりも飛ばせるドライバーになっています。

試打室でもボール初速が常に高く出るので、一発の飛距離が期待できます。

柔らかい打感

f:id:golfpowers:20221027153659j:image

3モデルを打ち比べた時、ZX7MkⅡの打感は弾き感が控えめで1番柔らかく感じました。

前作のZXシリーズもZX5はより弾き感が強く、ZX7は柔らかい打感でモデルごとに違いがありました。

ZXMkⅡシリーズも、同じような打感の違いを感じました。

打音もZX7MkⅡは金属音が控えめで、1番落ち着いた音になっています。

デザイン

f:id:golfpowers:20221027153718j:image

3モデルの中では、1番コンパクトなヘッドになっています。

操作性が高く低スピン系のドライバーはコンパクトヘッド形状が多いですが、ZX7MkⅡも操作性ヘッドの典型モデルになっています。

ネック側がスリムになっていて、シャープな顔がとても構えやすく感じました。

テンセイプロホワイト1K 60

f:id:golfpowers:20221027204413j:image

シャフトスペック

(S)重さ 61.5g  トルク  3.8  元調子

テンセイプロホワイト1Kを組んで打ってみました。

60Sにしては軽めで、スピーディに振りやすいシャフトです。

手元の1Kクロスがしなやかな挙動を生み出し、シャープな振り心地があります。

シャフト先端はかなり硬いですが操作性の高いZX7MkⅡと組むと、よりコントロールしやすくジャストインパクトしやすかったです。

テンセイプロホワイト1Kはハードなシャフトですが、使いこなせればより低スピン弾道になりZX7MkⅡの飛距離性能を活かせると思いました。

DIAMANA ZX Ⅱ 50

f:id:golfpowers:20221024214231j:image

シャフトスペック(一部抜粋)

(S)  重さ 49g   トルク 5.8  中調子

スリクソン純正のシャフト、ディアマナZXⅡ50です。

表記は中調子ですが、実際には先中調子の動きをします。

手元はやや硬めですが、先端が走ってくるというかゆるいようなシャフトです。

先がゆるい分タイミングが取りにくく、暴れる印象です。

ちなみに試打一球目は、想像したよりも思い切り捕まってしまいました。

捕まりが良いシャフトなので、自然に捕まるシャフトが好みのユーザーにはおすすめです。

DIAMANA ZX Ⅱ 60

f:id:golfpowers:20221024214244j:image

シャフトスペック(一部抜粋)

(S)  重さ 55g   トルク 4.2  中調子

DIAMANA ZXⅡ60はZX7・MkⅡドライバーに、標準シャフトとして採用されています。

このシャフトも手元が硬く、先が走るシャフトです。

50よりはやや重くなりますが、挙動は同じで捕まりやすいシャフトです。

個人的には重めでトルクが少ない60の方が、振りやすく感じました。

ZX7MkⅡドライバーはセレクトストア専用モデルですが、限定モデルの価値があるドライバーだと思いました。

さらにレアモデルとしてZX7MkⅡ440ドライバーがありますが、試打する機会があればレビューしたいと思います。

ぜひ一度、試してみてくださいね!