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スピーダーNXグリーンカスタムシャフト試打評価

 

 

2021年スピーダーNX(ブルー)シリーズが発売されると、女子プロの使用率の高まりと共にアマチュアにも人気のシャフトになりました。

2022年、NXシリーズの最新モデルは、前作とは異なりややハードなシャフトになったようです。

今回はスピーダーNXグリーンを、レビューしたいと思います!

ハードになったスピーダーNX

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シャフトスペック

50S  重さ 57.5g  トルク 4.9

60S  重さ 66.5g  トルク 3.8

試打ヘッド

ステルスグローレプラスドライバー

ロフト9°

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シャフトを試打した時、2022年モデルのツアーADCQ、ディアマナGT、NXグリーンを打ち比べてみました(全て60S)。

その中でシャフト先端が一番硬く感じたのが、NXグリーンです。

手元のしなり量は前作に比べて少なくなり、全体的に硬い仕上がりになっています。

60Sでも先端が硬いので、捕まりやすいシャフトではありません。NXブルーのイメージで打つと、フィーリングがかなり違います。

個人的にはNXブルー(60X)と、NXグリーン(60S)が同じくらいに感じました。

捕まりと方向性

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NXグリーンは捕まりは控えめなので、フェードが打ちやすいイメージです。

元調子を好むユーザーには、6Sでも打ち応えがあるので喜んで使えるシャフトです。

一方で、先端が硬いシャフトが苦手なユーザーには、捕まりが弱いのでフェードボールが出やすいと思います。

スピン量は恐らく、少なめになるのではないでしょうか。

とにかくシャフト先端は安定感が高いので、インパクトでブレないところがいいんです。

しっかりしたシャフトが好みのユーザーには、魅力的なシャフトです。

ベンタスブルーに近い

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最初、NXグリーンを打った時に、しなり方がベンタスブルーそっくりに感じました。

手元調子で先端が硬く、インパクトでブレないところが共通しています。

60Sを比較すると、ベンタスブルーの方が粘りがあって先端の動きも安定しているように思います。

NXグリーンは、手元がより締まっていて硬くなっています。先端の硬さも、より硬く感じました。

個人的にはベンタスブルーの方が、しなり戻りを利用して捕まえやすい印象です。

ステルスグローレプラスドライバー

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ステルスグローレプラスドライバーは、軽量ヘッドで捕まりの良いヘッドです。

NXグリーンを組むと先端の硬さがあっても邪魔にならず、軽いヘッドが捕まりを助けてくれます。

NXグリーンは、捕まりの良いヘッドと相性が良いと思います。

スペック選び

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同じ60Sでもシャフトメーカーによって、スペックの表記やフィーリングはさまざまです。

例えば、ツアーADシリーズにも独特な硬さやフィーリングがあるように、フジクラにも共通した特徴があります。

今作のNXグリーン60Sは、硬めでしっかりしています。いつも使うスペックをワンフレックス落としても、60Sと同等の感覚で振れそうな気がします。

標準的な60Sとは一味違うので、一度試打することをおすすめします。

今作はベンタスシリーズ(ブルー)に性能を近づけたように思いますが、標準のカスタム価格で近い性能のシャフトが買えると思うと、得した気分になります。

ぜひ一度、試してみてくださいね!