Golf Powers 試打レビュー☆

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PINGグライド4.0ウェッジTグラインド試打評価

 

 

 

PINGクラブレンタルでグライド4.0ウェッジ、Tグラインドをレンタルしました。

以前、スタンダードグラインドをレンタルしてコースで使用しましたが、フルショットの時のヘッドの安定感がとても打ちやすく好印象でした。

今回はロフト58°、Tグラインドのレビューをしたいと思います!

Tグラインドでも難しくない!

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試打スペック

ロフト 58°  バウンス 6°  長さ 35インチ

シャフト MODUS115 (S)

グライド4.0シリーズのTグラインドは、ソールのヒール、トウ側が削られている操作性の高いモデルです。

ラインナップは58°/60°のみで、テクニックのあるユーザー向けのイメージがあります。

しかし、実際に打ってみると難しい印象は無く、再現性の高いショットが打ちやすく感じました。何球か打ちましたが、試打データ的にも安定した数値でした。

フルショットやハーフショットでは、スタンダードグラインドとの差は感じませんでしたが、コースでの様々なライや短いアプローチで差が出るのかもしれませんね。

PINGで言えばグライドフォージドプロウェッジはツアーモデルの位置付けで、コンパクトなヘッド形状で多少シビアになってきます。

グライド4.0はベースがやさしいモデルなので、グラインドが違ってもやさしさはそのままのような気がしました。

試打データ(計測器SC300)

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試打データは、数球打った平均値のデータになります。

個人的にはロフト58°にしては、飛距離がよく出ていました。

スピン量は計測できませんでしたが、ロフトなりの高弾道になりました。

高い方向安定性

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グライド4.0の良さは方向性が安定していて、他のメーカーと比べても引っかけなどの球のバラつきが少ないように感じます。

ブレないヘッドで、インパクト付近のヘッドの挙動が落ち着いている印象。

ボーケイSMウェッジなどはヘッドが重くパワーが必要ですが、グライド4.0はほどよい重量で打ちやすいやさしさを感じます。

海外メーカーのウェッジはライ角がアップライトになっていて、構えると引っかかりそうに感じるモデルが多くなっています。

グライド4.0の標準ライ角もアップライトですが、不思議と引っかかることはありませんでした。

ソフトな打感

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グライド4.0のバックフェースには、打感を柔らかくする素材が前作よりたくさん使われています。

そのおかげでインパクトするとソフトな感触を感じますが、軟鉄の打感とは一味違う柔らかさになっています。

グライド4.0は、フェースにボールが乗るような感覚でやや弾く感触です。

軟鉄鍛造の重厚な打感とは違いますが、なかなか良い打感だと思います。

NSPRO MODUS115 スペック

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R /117.5g  トルク1.7
S /118.5g  トルク1.6
X /119.5g  トルク1.5
(元調子)

モーダス115はグライド4.0に、標準カスタムシャフトとして装着されています。

ウェッジに組み合わせるシャフトとしては、定番のダイナミックゴールドのように重過ぎず、モーダス105のように軽量でもなく、ちょうどいい重さのように思います。

モーダス115は手元のしなりと、先端のシャープなしなり戻りが特徴のシャフト。

グライド4.0のような、安定感のあるブレないヘッドを活かしてくれるように思います。

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グライド4.0ウェッジTグラインドは、フェースを開いて使うユーザーや、様々なライでのショートアプローチで性能を発揮しそうなモデルです。

幅広い場面で使えるスタンダードグラインドも良いですが、応用の効くTグラインドを使ってみるのもおもしろいと思います。

ぜひ一度試してみてくださいね!