PINGクラブレンタルサービスで、レンタルしたパターをラウンドで使用してみました。
パターの種類は高級素材の303ステンレススチールを使用した、最上位モデルのPLDミルドパターです。
前回、PLDミルドパターアンサー2をラウンドで使用して、フィーリングとパット数も良かったので今回はノーマルモデルのアンサータイプを試してみました。
ラウンドで実際に使用した、レビューをしたいと思います!
サイトライン無しの打ちやすさ
PINGが世に送り出したパターの定番モデル、アンサーパターです。
ヘッド形状はオーソドックスで定番のクランクネックですが、目標方向に打ち出すための白いラインが無い珍しいパターです。
構えてみると意外に違和感なく、むしろラインが無い分スッキリしていて普通にストロークすることができました。
ラインが無いことで、いい意味でアバウトに打てる良さを感じました。
パッティングの時はどうしてもまっすぐ打つ意識が強くなり、スムーズにストロークできないことがあります。
それにとらわれずリズム良く打つことができれば、ラインが無いメリットの一つになると思います。
パターをまっすぐ打てない悩みがある方、いつもラインに忠実にパッティングする方にも、ぜひ一度試してみてもらいたいです!
新溝の打感と転がり
PLDミルドパターのフェースには、新ディープAMPという溝が採用されています。
この溝は打感と転がりが良くなると言われていますが、コツッとした硬めの打感は好みが分かれるかもしれません。
フェースにはインサートがないので、素材そのもののしっかりした感触が伝わります。手ごたえのある打感が好みの方にはおすすめです。
転がりの良さについてはラウンド前日が大雨で重いグリーンだったので、実感するまでには至りませんでした。
スピードが速めのグリーンの方が、転がりの良さがわかるかもしれませんね。
パッティングの距離感
この日のグリーンは前日の大雨の影響で、ボールの転がりが悪いコンディションでした。
おまけにアンジュレーションが複雑な上に、高低差が大きいグリーンだったので距離感を合わせるのに苦労しました。
ヘッドがアンサータイプだからなのか、それともカーボンシャフトの影響か、なかなか思うようにボールが転がってくれず苦戦。
かなりしっかりインパクトしないとボールが転がらないのは、カーボンシャフトの影響のような気がします。
標準的なスチールシャフトなら、もう少しなんとかなったのではないかと思います!
PINGオリジナルシャフト
PLDミルドアンサーに、標準装備されているシャフトです。
マットブラックデザインがかっこいいシャフトは、カーボン素材になっています。
ストロークすると、カーボンらしくしなって粘るフィーリング。シャフト重量は、100gくらいかと思います。
カーボンのしなりを使ってインパクトすると、転がりが良くなりました。がしかし、今まで打ったことのないパター用シャフトの独特なフィーリングに、慣れるのに時間がかかりました。
個人的にはヘッドが軽く感じて、コントロールが難しい印象でした。
カーボン複合シャフトの、オデッセイストロークラボの方がしっかりしていて打ちやすく感じました。
PINGのシャフトも、もう少し硬い方がブレが少なく打てそうです。
ピストルスタンダードグリップ
定番のピストルタイプのグリップです。グリップ重量は59g。
ピストルグリップは手のひらと指の関節でピッタリ握りやすく、フェース面をストレートに合わせやすい。
グリップ素材はソフトなラバー系なので、しっとりしていて手に感触が伝わりやすいです。
他にもグリップの種類は豊富なので、お好みのグリップをカスタマイズできます。
PLDミルドアンサーパターは、サイトライン無しの新感覚が良いと思いました。
個人的にはカーボンシャフトが合わなかったので、今度はスチールシャフトでアンサーパターを使ってみたいです!