ツアーの要望を受けて開発された、先端剛性の高い叩けるハイブリッドシャフト、TRハイブリッド!2020年に発売されてから、幅広いメーカーのカスタムシャフトにラインナップされています。
スピーダーらしさを残しつつ安定感が増した、TRハイブリッドをカスタムしたレビューをしたいと思います!
スピーダーTRのハイブリッド版
ツアー向けに作られただけあって、重量帯は70g/Sから100g/Xまでとやや重めの設定になっています。
ハードヒッター向けのイメージはありますが、フレックスも豊富でしなりは感じやすいので、幅広いユーザーに扱いやすいシャフトです。
ウッド用のスピーダーの、スピーディなしなりを少し抑えて安定感を持たせたイメージ。中手元辺りの粘り感があるので、タイミングが取りやすい印象です。
スピーダーTRのウッド用シャフトは、剛性感が高くほとんどしなりを感じないハードなシャフトです。ツアープロやハードヒッターに好まれていましたが、アベレージゴルファーにはしならせるのに苦労するシャフトだと思います。
ステルスレスキュー19°✖️TRハイブリッド85X
TRハイブリッド85XはフレックスXでも、シャフト全体にしなりを感じます。Xと聞くとガチガチに硬いイメージがあるかもしれませんが、同じXでも、シャフトメーカーや種類によって硬さにバラつきがあります。TRハイブリッドはシャフトの動きがあるので、捕まりも悪くありません。
ステルスレスキューは捕まりが良いヘッドなので、TRハイブリッドを組むとドローボール傾向に。ステルスレスキューは適度なスピン量でボールが上がりやすく、飛距離の出るモデルです。僕のヘッドスピードでも、楽に200yard飛ばせます。捕まりが良く、ボールも上がって楽に飛ばせるのがこの組み合わせの良い所。
平均のスピン量は3000回転で高さも出せるので、飛距離も出つつそれなりに止まる球になるのでコースでも使いやすいクラブです。
SIM2MAX✖️TRハイブリッド85S
この組み合わせはよりドローボールを打ちやすく、引っかかることが多かったです。
TRハイブリッド85Sフレックスは、しなり戻る量が大きめなので捕まりが良くなりました。SIM2MAXレスキューは捕まりが良いので、思ったよりドロー傾向が強まりコースで使いにくいクラブになってしまいました。
SIM2MAXレスキューにツアーADDIハイブリッドをカスタムした時は、捕まりが抑えられ方向性はニュートラルになりました。
TRハイブリッドをカスタムするなら、捕まりが控えめなヘッドの方がバランスが良くなると思います。
ぜひ一度試してみてくださいね!