高級メーカーで知られる、PXGのコスパNo.1ドライバー0211を購入しました。口コミでは価格以上のクオリティと飛距離性能が評判ですが、カスタムシャフトで使用した詳しいレビューをしたいと思います!
PXGゴルフ販売事情
PXGのクラブは、フィッティングが前提のカスタムオーダー専門なので、量販店にはほとんど置いておらず公式取扱い店でしか購入できません。
2022年6月の時点で購入できるのは以下になります。
・PXG公式オンラインショップ
・PXG東京/PXG大阪
・PXG公式取り扱い店(全国に点在)
・ゴルフ5プレステージ(一部店舗のみ)
・PXG公式取り扱い店オンラインショップ
PXGゴルフは定価販売が多く、値引きがほとんどありません。 GENドライバーはカスタムシャフトを組むと、約12万円と高額になってしまいます。
僕の調べでは、個人経営の小規模店舗なら多少の値引きがあるように思います。ゴルフ5などは、一切値引きなしの定価販売でした。
そこでおすすめなのが、PXG公式オンラインショップです。PXG公式サイトでは、モデルチェンジに合わせてマークダウン価格で販売されます。 現行モデルのGEN5ドライバーは約7万円、 前作のGEN4は約5万円となっています。(いずれも純正シャフト価格)
2021年モデルの0211ドライバーは、ディアマナZF、テンセイCKPROオレンジ、テンセイPROホワイト1Kなどのカスタムシャフトを選んでも約4万5千円で購入できてしまいます。マークダウンを購入するなら、公式サイトが1番お得かもしれません!
テンセイPROホワイト1K 60S
テンセイPROホワイト1Kは、60g台のシャフトの中でも少し軽めのモデルです。シャフト全体の張り感が強くピンピンしていて、 6Sでもほとんどしなりを感じません。いわゆる軽硬シャフトのイメージで、シャープに振り切れる特徴があります。
PXG0211ドライバーはヘッドが重くゆっくり動くタイプなので、テンセイホワイトと相性が良いと思いこの組み合わせを選びました。
結果は、ヘッドが想像以上に捕まらなかったので、よりフェードバイアスが強くなりました。
スピーディに振り切れる!
テンセイホワイトはカウンターバランスではありませんが、 6Sの中でも軽硬に分類されるのでしなりが少ない分、ブレずに振り切れるメリットがあります。1Kクロスが巻かれている手元部分がわずかにしなり、硬い先端で叩いていけます。
ヘッドを加速させてしなりのタイミングが合えば、スピーディにフィニッシュできる爽快感が良い所。逆にしっかり振れないと、先端の硬さに振り負けてしまうほどです。
PXG0211ドライバーとの相性
0211ドライバーは、気を抜くと簡単にスライスするヘッドです。テンセイホワイトも捕まりは弱いので、ハードヒッターでない限りフェードしか打てない組み合わせだと思います。
僕はドローヒッターですが、引っかけや低いドローボールがゼロになりました。コースでドロー系のミスがなくなることは、メリットでもあります。
コースでは前半9ホールは、曲がらない弾道ばかりでフェアウェイキープができました。0211ドライバーはしっかり振れると、ほとんど曲がらない安定感があります。
後半になると足が疲れてきて身体が開いてきてしまいますが、そうなるとフェードボールを連発!0211ドライバーは200gを超えるオープンフェースのヘッドなので、ちょっと振れないと容赦なくスライスします。
左を消せるのはいいんですが、今度は右のミスに気を使うことに。タフなアメリカンドライバーらしさを感じました。
フェードした時の飛距離ロス
コースで使ってみた時フェードボールになると、飛距離ロスが大きいと感じました。飛ぶドライバーの中には、フェードになってもスピン量が少なく飛距離の出るドライバーがあります。
1球1球計測しましたが、0211ドライバーはフェードするとスピン量が増えて、飛んだ時に比べて15yard程度落ちてしまいます。このロスはコースでは痛いミスなんです!
0211ドライバーは手元に届いてすぐの実戦投入だったので、もうしばらく使い慣れると安定して打つコツをつかめるかもしれません。
その他のカスタムシャフトの中では、しなり戻りの大きいディアマナZFや、粘り系のカウンターバランスシャフト、テンセイCKPROオレンジなら捕まりやすく飛距離が伸ばせると思います。
次回は0211ドライバーと、ステルスドライバーなどとの飛距離比較検証をできればと思います!