マミヤのシャフトは、なめらかでスムーズなしなりが特徴でタイミングが取りやすく、アマチュアにも扱いやすいシャフトが多い印象です。
アッタスキングは先調子と表記されていますが、先調子が苦手な僕でも使いやすいシャフトなのかレビューしたいと思います!
元調子ユーザーにも使えるシャフト!
アッタスキング6Sを試打してみると、元調子好きな僕にも違和感なく振ることができました。
シャフトの中元辺りのしなりがタイミングが取りやすく、粘るフィーリングなので元調子っぽい挙動があります。
元調子ユーザーには、親しみのあるしなり感なので振りやすいシャフトです!
シャフト先端には高弾性・高強度のトレカM40Xと当たり負けなどのヘッドブレを防ぐHTTテクノロジーが採用されています。
そのおかげでシャフト先端がゆっくりしなり戻って、インパクト付近の動きは穏やかなのでピーキーな動きはありません。
中元のタイミングの取りやすさと、先端の安定した挙動が打ちやすいシャフトです!
アッタスキング6S・7S
- スペック(60・70のみ抜粋)
- 60 SR 65g トルク3.6 / 60S 66g トルク3.5
- 60 SX 67g トルク3.5 / 60X 69g トルク3.5
- 70 S 73g トルク3.5 / 70X 76g トルク3.5
アッタスキングには、4軸織物という網目状のカーボンが巻かれています。
4軸織物によって高い復元力とシャフトの柔らかさがあるので、実際に打つと振りやすさを感じます。
60Sは中手元あたりがほど良くしなり、先端がゆっくり走ってくるのでタイミング良く振りやすいです。
先調子とはいえ急な動きは無いので、試打してすぐにタイミングを合わせることができました。
60Sには、SとXの間のSXがあるのも面白いです。
70Sは、73gの重量以上に重く感じました。シャフト全体の粘るフィーリングと、まったりとした挙動があるので相当なパワーが無いと振り切れないと思いました。
スリクソン ZX7 ✖ アッタスキング6S
試打ヘッドは、ZX7のロフト9°です。
僕にはZX7はヘッドが重く、ヘッドのローテーションが難しいんです。アッタスキングに組んでも捕まりが良くなる感触はなかったので、特別捕まりやすくなるシャフトではないかもしれません。
ZX5の方が捕まりが良いので、アッタスキングの良さを引き出せるような気がしました。
アッタスキングは、先調子でも挙動がおとなしいシャフトです。
60Sはシャープでスピーディなフィーリングではないので、ゆっくりスイングするタイプに相性が良い気がします。
試打をしてみて、従来の先調子シャフトが苦手なユーザーにも打ちやすいシャフトだと思いました。
ぜひ一度、試してみてくださいね!