ベンタスブラックを初めて打った時はその硬さに驚きましたが、色々なヘッドと組み合わせて試打している内に慣れを感じるようになりました。
何度も打つ内にベンタスブラックのしなり感がわかってくるので、何となく打てるようになってくるので不思議なものですね。ハードなシャフトではありますが、ドライバーやフェアウェイウッドに組んで試打した印象をレビューしたいと思います!
ベンタスブラックは安定してフェードを打てる!
ベンタスブラックはしなり量が少なく捕まるシャフトではないので、ボールをしっかり捉えても基本的にフェードボールになります。ドローボールを打つには気合を入れないといけませんが、左を消したい方には良いかもしれませんね。
ヘッドとマッチさせることで安定してフェードボールになるので、コースでも安心して打てそうです。
ドローヒッターにとってはボールのドロー回転が減り、左にまっすぐ飛ぶ弾道になりやすいようです。
飛距離の出るモデルではないですが、安定感の高いシャフトです。
キャロウェイローグSTMAXドライバー
ローグSTMAXドライバーは、捕まりが良くストレート弾道が安定して打ちやすいモデルです。スピン量は多めなので中・高弾道になり、落ち着いた球筋になります。
ローグSTMAXにベンタスブラックを組んでみましたが、より安定感が増してミスが出にくくなりました。捕まらないシャフトなので、思い切って振ってもストレート弾道になるので安定して叩いて行けます。ハードなシャフトにやさしいヘッドを組んで、ちょうど良い捕まりになりバランスが良くなりました。
ベンタスブラックを試打した後に、ベンタスブルーを組んで打つとヘッドスピードが上がり、飛距離が伸びました。ベンタスブルーの方がしなり戻りを使ってボールを飛ばせるので、飛距離で勝りました。その分しなり量はあるので、曲がりやすかったです。
安定感を求めるならベンタスブラック、飛距離を求めるならベンタスブルーが良いと思いました。
ステルスプラスフェアウェイウッド
ステルスプラスフェアウェイウッドは、捕まりは控えめで引っかけにくい低スピンモデルです。しっかり叩きに行ってもそれほど捕まらないので、思い切り振っていけます。
ステルスプラスにベンタスブラック6Sを組んで試打をしましたが、これがまた良かったんです。通常、フェアウェイウッドはボールを上げやすいスペックの組み合わせがセオリーですが、ハードなベンタスブラックと相性が良かったです。
ベンタスブラックはシャフト全体が硬く先端も硬いですが、わずかなしなり感がタイミングを合わせやすく、インパクトが安定する印象です。
PING G425LSTドライバー
友人がG425LSTドライバーと、ベンタスブラック6Xを組んで使っています。
その友人はフッカーですがこの組み合わせにしてから、明らかに弾道が変わりました。サイドスピンが減って曲がりがなくなり、直進性の高い弾道になりました。バックスピン量も減り、吹き上がりが抑えられ飛距離が伸びていました。
ミスをした時は左にまっすぐ飛ぶようになり、ドロー回転が減ったのでOBを免れていました。
ハードヒッター向けのセッティングではありますが、フッカーにとっては左が消せることができるので、安心して振れる組み合わせのようです。
個人的にはドライバーにベンタスブラックを組むと、安定はしますが飛距離が落ちてしまいます。フェアウェイウッドなら安定してインパクトできるので、ありだと思います。
ベンタスブラックは難しいイメージが強いですが、組み合わせによっては使いやすくなると思うので、今後も色々試してみたいと思います!