最近、PINGのレンタルクラブでPLDミルドパターアンサー2をレンタルしてコースで試してみると、1ラウンドのパット数は長年使っているマレットパターと同じ結果になりました。
マレットタイプのパターはやさしい、ピンタイプのパターは難しいという定説が違った結果になり衝撃を受けました。そんな経験を元に、マレットタイプとピンタイプのメリット、デメリットを比較レビューしたいと思います。
PING・PLDミルドパターアンサー2(ピンタイプ)
ピンタイプのパターは操作性が良く方向性が出しやすい!
レンタルしたパターを構えてみて方向性を出しやすそうだったので、いきなりラウンドで使ってみました。
久しぶりにピンタイプのパターを打ってみると、フェースをスクエアに保つのに神経を使いました。少しでもずれると、ダイレクトに方向性が変わりそうな感覚になりました。気は使うものの方向性は感じ取りやすいので、フェースコントロールはしやすかったです。
アンサー2タイプのパターはクランクネックなのでヒールトウバランスになり、フェースを開閉するタイプに合うと言われています。
僕は開閉の少ないタイプなので合わないように思いますが、特に意識しなくても普通に打つことができました。
パターにはトゥダウン角がモデルによってありますが、あまり気にしなくてもいいような気がします。
イーブンロールER5ハッチバック(マレットタイプ)
ストレートに打ちやすくショートパットが決まる安心感!
1年以上愛用しているマレットタイプのパターです。レンタルしたピンタイプのパターとパット数が同じになるとは…ショック!!
それはさておきER5ハッチバックは、まっすぐストロークするタイプに合うフェースバランスのパターです。
僕はこのパターに変えてから1~2mのパットがよく入るようになり、1ラウンドのパット数が減りました。大型マレットは、ショートパットの成功率が上がります。多少のミスヒットをしても、なんとか入ってくれます。ピンタイプほど気を使わなくてもいいので、安心感があるのが良い所です。
ER5などのマレットタイプのパターはヘッド重量が重く、慣性モーメントが高いのでゆっくりストロークするタイプに向いています。ミスヒットにもブレないヘッドです。
ピンタイプのパターのメリット・デメリット
ピンタイプのパターのメリットは繊細なタッチが出しやすく、微妙な方向性をコントロールしやすいと思います。個人的にはストロークする時に、フェースをスクエアに合わせようと神経を使うので、結果的には良いパット数につながりました。
デメリットはストロークの少しのズレが、すぐに結果に表れてしまう所です。操作性が良いことが、シビアに表れる所に難しさを感じました。
さすが上級者モデルと言われるだけありますね。
マレットタイプのパターのメリット・デメリット
マレットタイプのメリットは、1~2mのショートパットが楽に打てる所です。
冬場の寒さの中ゴルフをすることがありますが、手がかじかんでタッチが出せない時でも、それなりにストレートを打ちやすく入ってくれるくらいの感覚です。やさしい構造のパターなので、精神的にも楽に打てます。
デメリットは、大きくて重いヘッドは操作しにくい所です。ストレートに打つなら、操作性は関係ないかもしれませんね。
自分の感性重視でショットのように打つタイプのゴルファーは、ピンタイプのパター。
とにかくまっすぐやさしく打ちたいゴルファーには、マレットパターが合うと思います。
今までマレットパターなら間違いないと思っていましたが、ピンタイプのパターの良さにも気づかされました。
これからも、色々なパターを試してレビューしたいと思います!