最近、PINGなどのメーカーで標準シャフトに採用されているDGEXTOURISSUEですが、元祖DGとどう違うのか気になっていました。
最近 PINGクラブレンタルで、DG EXを装着したi59やi525アイアンを使ってみた印象をレビューしたいと思います!
DG EX TOURISSUE
- スペック
- 元調子 ・X100 /132g ・S200 /131g
DG EX TOUR ISSUEのテクノロジーをウエイトロックと言って、シャフト内部に特殊なウエイトを入れることで、量産するシャフトの重量差を無くしています。ウエイトを入れても、フィーリングを損なわないように工夫されているようです。
メーカーの方の話しでは、元祖DGと同じフィーリングで変わりは無いとのことでしたが、実際には全然違います。
個人的には、まるで別物のシャフトのように感じます。某クラブメーカーのスタッフさんも、全然違うと話していました。
元祖DGと何が違うのか⁉︎
元祖DGは手元の粘り感が強く、ゆっくりした動きが特徴のシャフトです。しなるポイントがわかりやすいのでそこでタイミングを取れますが、DG EXはS200でもしなりが少ないので、個人的にはタイミングが取りにくいです。
DGEXはとにかくシャフトの張りが強いので、しならせたくてもしならない印象です。シャフト全体がパリッとしていて、タメが作りにくく感じます。
そのせいでがんばって振ろうと、つい力んでしまうんです!
元祖DGとの違いは、キックポイントの性質としなり量が違うと感じています。
PING i59 ✖️ DGEX TOUR ISSUE S200
i59アイアンはコンパクトヘッドで操作性が高く、フィーリングは軽く感じます。
個人的にはDGEXと組み合わせると、ヘッドの動きが感じ取りにくく振りづらく感じました。
DG EXは余計な動きがないので、クラブコントロールはしやすいと思います。
i59アイアンはしっかりインパクトしないと、良い弾道にならないので僕には難易度が高かったです。
PING i525✖️DGEX TOUR ISSUE S200
i525アイアンは慣性モーメントが高く、オートマチックに飛ばせるヘッドなので、DGEXとマッチして振りやすいと思いました。
大きめのヘッドサイズなのでスイング中も、ヘッドの動きが感じ取りやすくコントロールしやすい印象
です。
DG EXはハードなシャフトですが、i525と組むとボールは上がりやすく高弾道を打てます。
この組み合わせならありだなと思いました!
TOUR ISSUEはゴールドラベルのかっこよさに惹かれますが、DG EXはハードなシャフトで特殊な⁉︎張り感があるので難しさを感じました。
例えるならベンタスブラックを振りやすいと感じるゴルファーには、ちょうど良いシャフトではないかと思います!
興味のある方は、ぜひ試してみて下さいね。