発売から1年以上経った現在(2022.3月)も売れ続けている、ロングセラーのG425MAXフェアウェイウッド。発売当初、購入して使用していましたが、一度手放したのに再度レンタルするという変なことをしていますが、改めて試打をした印象をご紹介します。
3番でも楽にボールが上がるフェアウェイウッド
G425MAXはフェアウェイからでも、簡単にボールが上がるフェアウェイウッドです。球を上げようとがんばらなくても、オートマチックにスピンが入るので高弾道キャリーを打ちやすいモデルです。
スピン量が適度に入るので、飛距離は普通くらい。ものすごく飛ぶわけではないですが、距離のコントロールがしやすいのでコースでは安心感があります。
G425MAXの打感
インパクトをすると、フェースがたわむような打感です。柔らかめの感触で、たわんでから弾くフィーリングがあります。打音は金属的な高音で、けっこう派手な音がするので好みが分かれる所だと思います。
G425LSTフェアウェイウッドとの比較
G425LSTは捕まりは控えめで、しっかり捕らえると低スピン、強弾道を打てるモデルです。ヘッド形状も違い、LSTの方がコンパクトで操作性が良さそうな顔をしています。MAXは簡単に飛ばせますが、LSTはしっかりと捕まえないと良い球にならないイメージです。
MAXとの弾道の違いは明らかで、LSTの方が前へ前へ進むスピードのあるボールが打てます。飛距離性能はLSTの方が高く、ランが出て距離を稼げます。
スリクソンZXフェアウェイウッド(2020年)との比較
ZXフェアウェイウッドは、G425MAXと近い性能を持ったフェアウェイウッドです。
捕まりは良くフェアウェイからもボールが上がりやすい、やさしいフェアウェイウッドです。ZXはヘッドをカーボンクラウンと低重心にすることで、ボールを上げやすくしています。オートマチックに打ちやすいという点でも、MAXと似ています。打感はZXの方が、手応えのある硬めの感触です。
以前ZXを使っていましたが、3番ウッドなのに楽に打てるやさしさに感動したのでここでご紹介しました。
テンセイCKプロオレンジ
テンセイCKプロオレンジは高価なシャフトですが、PINGの標準カスタムシャフトとして他のメーカーよりも安く購入できます。
元調子で先端は硬いですが、手元が重くなっているので重いヘッドでも振り切りやすくなっています。
G425MAXはオートマチックに打ちやすいヘッドなので、カウンターバランスのテンセイオレンジと相性は良いと思います。テンセイオレンジは独特なフィーリングがあるので、好みが分かれるシャフトのようです。シャフトの硬さがあるので、ハードなフィーリングが合わない方もいるのかもしれません。
2022年3月に、テンセイCKPROオレンジ1Kが発売されました。前作よりなめらかなフィーリングになったとのことなので、試打が楽しみです。
最近、G425シリーズに最新シャフトがラインナップされたので、興味のある方はぜひ試してみてくださいね。