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PINGグライド4.0ウェッジコース試打評価(2022年)


 

 

 

2022年、5月発売の新作、ピングライド4.0ウェッジをコースで使ってみました。

スピン性能を追求した新フェースや、ヘッド素材を改良して新構造になったグライド4.0をコースで使った感想をレビューします。

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グライド4.0 スペック

・ソール形状は4種類

  • Tグラインド(多彩なショットが可能)
  • Sグラインド(万能性能)
  • Wグラインド(ワイドソール)
  • EYE 2グラインド(バンカーから出しやすい形状)
  • ロフト設定はグラインドによって変わる

グライド4.0(46°-12)✖️モーダス115

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今回、レンタルしたSグラインドはあらゆるライから対応できる万能タイプで、46°から2度刻みで60°までラインナップしています。

僕は7番(30°)のややストロングロフトのアイアンと、50°、56°のウェッジを使っているので、そのギャップを埋める為に46°を選びました。

コースに行くと350ヤード前後のPAR4では、セカンドから100ヤードのショットを打つ機会が多いんです。そのセカンドショットを成功するかどうかで、スコアに響きます。なので46°のクラブ選びはけっこう重要なんです!

グライド4.0、46°は、約100ヤードをしっかり打てました。弾道はロフトなりの高弾道になって、グリーン上にしっかり止まるスピン量がありました。

NSPROモーダス115(S)

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モーダス115は、ボールをスピーディに弾き飛ばしてくれるような弾き系のシャフトです。手元は硬く、先端がシャープに走るフィーリングです。

グライド4.0のヘッド挙動はおとなしいので、相性は良いと思いました。

モーダス115は、定番モデルの105を少し重く硬くしながらも、走り感はモーダスらしさを受け継いでいます。

105の方が中手元と先端のしなりが大きいので、105に頼りなさを感じる方には115が合うと思います。

モーダス115を組み合わせると、100ヤードを楽に飛ばせました。

柔らかい打感!安定したヘッド挙動!

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コースで打ってみましたが、ヘッドの動きがゆっくりとして安定感があるので、寛容性の高さを感じました。それと共に、適度な操作性もあります。今作はヘッドの重量配分が見直され、ブレないヘッドになったとアピールされていますが、そのバランスの良さをコースでも感じられたので気に入ってしまいました。

グライド4.0はキャビティ内の振動吸収剤が増えたので、打感はとても柔らかいです。

構えるとヘッドサイズは大き過ぎず、ややコンパクトサイズなので構えやすかったです。

ピンのウェッジはグライドフォージド PROでも感じましたが、ややアップライトでトウ側が少し浮くので引っかかりそうな気がしてしまいます。

グライド4.0では、ライ角調整についてキャンペーンをやるほど力を入れているので、調整してしまえば問題ないですね。

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複合素材ヘッド

ピンのi59アイアンやi500などのアイアンは、複合素材を組み合わせて飛距離性能や寛容性を高めています。

しかし、フェース素材や異素材の独特な音や打感が気になる方も多いのではないかと思います。

グライド4.0のフェースは、軟鉄カーボンスチールと振動吸収剤を増やしたことで、打音と打感がかなり良くなりました。

複合素材のネックだった打感が良くなった、グライド4.0が欲しくなりました。

店頭には試打クラブがあるので、ぜひ試してみてくださいね。