2022年4月発売のPING、PLDミルドパターをコースで試打しました。
今回はピンクラブレンタルで、4モデルある中のアンサー2をレンタルして、使用した感想をレビューします。
- ラインナップは4モデル
- アンサー (ブレード型)
- アンサー2 (ブレード型)
- DS72 (ミッドマレット型)
- プライムタイン4 (角型マレット)
PLDミルドパターアンサー2
アンサー2はツアープロの使用率が高いモデルで、ツアーモデルらしくマニュアル感を感じる操作性の高いヘッドです。
アンサー2にはホワイトのサイトラインが入っていて、方向性を合わせやすい仕様になっています。
オーソドックスなピン型で、ネックはクランクネックが標準仕様。
デザインはピンらしく、とてもシンプルですね。
PLD(パター研究開発室)
アメリカのPING本社にある、パター研究開発室で生み出されたモデルをPLDと呼びます。
素材は最高品質の303ステンレススチールを、ヘッドとネック一体成形にして精密鍛造によって作られています。
フェース面は打感と転がりの良い、新ディープAMP溝を初採用。
PLDミルドパターの打感
打感はしっかりとした硬めの打感。インサートが無いので、インパクトの感触がダイレクトに伝わってきます。打音は「コツッ」と硬めの音がします。
コースで使ってみて、ボールをしっかり転がせるイメージが湧いてきました。
フェースのミーリングはどこかで見覚えがあると思ったら、ピレッティのパターにも使われていました。
ピレッティのパターは以前使っていましたが、同じ303ステンレススチールでも、ピレッティの方が打感は柔らかいです。
使用ボール
グリップ
グリップは標準仕様がPP58 ミッドサイズ(ブラックアウト)になります。
オーソドックスなピストル型ですが、フェースアングルをスクエアに保ちやすく、コントロールしやすいグリップです。素材はラバー系なので、手になじみやすく握り心地が良かったです。
ボールの転がり
この日のグリーンスピードは、9フィートでした。グリーン上には砂がまかれていて、転がりにくい条件でしたが問題なく距離を合わせることができました。
僕は普段、マレット型のパターを使っているので、ピン型でしっかり転がせるのか心配でした。しかし、コースではマレットパターのように転がせたので、ピン型パターのバランスの良さを感じました。
ピン型は久しぶりに使いましたが、1ラウンドのパット数はマレット型と全く変わりませんでした。
アンサー2はインパクトのフェースアングルによって、方向性が変わりやすいシビアさを感じました。
フェースの向きとストロークに神経を使いましたが、それが逆に方向性を合わせやすく良かったのかもしれません。
結果的にはマレット型と同じパット数だったので、ピン型もありだと思いました!
ピンのクラブレンタルは、パターの種類も豊富なのでぜひ試してみて下さいね。