ミズノアイアンフィッティング SWING DNA
今回の試打会は予約制で、1人の持ち時間が20分あったため、ミズノの試打ブースではフィッティングを受けることができました。
フィッティングの流れ
1.スイング計測
最初のスイング計測では、コンパクトな計測装置(シャフトオプティマイザー3D)が付いたカーボンシャフトのアイアンを、10球程度打ってデータを取ります。
このカーボンシャフトがまあまあしなるので、タイミングが取りにくかったですが、必死になって試打をしました。
そして計測装置が10cmくらいあるので、大きさが気になりながらも精一杯試打をしました。
2.スイング分析
専用タブレットを使って、9項目の分析データの解説をしてもらえました。
平均的な数値に比べて、自分のデータとどれくらい差があるのかが一目でわかります。
フィッターの方がていねいに説明してくれるのでとてもわかりやすく、自分のスイングの問題点も見えてきました。
3.推奨ヘッド・シャフト提案
自分のスイングデータをもとに、推奨ヘッドとシャフトがいくつか提示されます。おすすめ順に候補が表示されますが、選択肢の幅が広いので自分の好みで選ぶこともできます。ここで迷ってしまうと、時間がかかりそうですが…。
とにかく推奨スペックで試打をするのが一番ですね。
4.推奨クラブ試打
試打をして自分のフィーリングに合うクラブを、候補の中から選びます。
すぐに購入出来なくても、自分に合うスペックがはっきりするので今後のクラブ選びに役立ちます!
クラブフィッティングを受けてわかったこと
僕のヘッドスピードは45m程度ですが、適正スペック以上に重く硬いシャフトでないと上手く振れない悩みがありました。
今までゴルフショップや試打会で重く硬いシャフトを選ぶと、よくオーバースペックと言われ悔しい思いをしました。
ミズノのフィッティングの測定項目の中に、シャフトをどれくらいしならせているかわかる指標の「しなり係数」があります。僕はヘッドスピードの割にしなり係数が高く、シャフトに負荷をかけるタイプなので、重く硬いシャフトが合うことがわかりました。
ヘッドスピードはフィッティングの一つの指標に過ぎず、そこだけを基準にクラブを選ぶと振りにくいクラブになってしまうということですね。
推奨ヘッド 1位
推奨シャフト1位
現在、僕が使用しているアイアンと、ほぼ同じスペックが推奨されました。
ヘッドは中空構造のやさしいアイアン。シャフトは120gの重量帯が中心に推奨されていましたが、その中にはダイナミックゴールドS200も候補に入っていました。
試打会でノーマルのダイナミックゴールドX100を試打しましたが、僕にはオーバースペックだと思いながらも、とても振りやすく打てることに驚きました。
僕のスイングのしなり係数が高いことが、関係していたんですね。
ミズノのフィッティングを受けて、自分の感覚的な所をデータによって理解することができました!みなさんにとってもおもしろい発見があるかもしれないので、ぜひ試してみてくださいね。