ベンタスブルーを色々なクラブに組み合わせて、実際に購入して使ってみました。
ここではその使用感をレビューしたいと思います。
ベンタスブルー 6X
ベンタスブルーは基本的に6Xを使っています。
僕のヘッドスピードは43m程度なので、ややオーバースペックになるのかもしれません。しかし、ベンタスブルーは先端は硬くても中手元のしなりは大きいので、6Sだとタイミングが取りにくく感じます。個人的には6Xでもそこそこしなるので、ちょうど良く振りやすいので6Xを選んでいます。
ベンタスと言えば、シャフト先端のベロコアテクノロジーに尽きます。
ベロコアによってインパクトがぶれにくく、安定した弾道を打てるメリットがあります。打点がぶれてもヘッドが押し負けることなく、曲がりを抑えてくれる安心感があります。
ベンタスブルーの中手元のしなりでタイミングを取って、先端のベロコアで叩いてもぶれないので思い切って振っていけます。
スリクソンZX5ドライバー✖ベンタスブルー6 X
・スペック 45.25インチ 315g バランス D3
ベンタスブルーはスイングの切り返しの間が取りやすく、タイミングが合うと飛距離の出るシャフトです。
ZX5ドライバーと組み合わせると、個人的には捕まりが良くなりストレートからドローボールになります。
中弾道、中スピン傾向があり強い球が打てるので気に入っています。
ZX5と組み合わせると曲がりの少ない弾道になり、オートマチックに安定した弾道になるのでコースで使っても安心感があります。
ヘッドをZX7にすると、もう少し操作できそうな気がします。
TSI3ドライバー(9°)✖ ベンタスブルー6X
・スペック 45インチ 315g バランス D2.5
TSI3ドライバーは、PGAツアーでも使用選手が多いツアーモデルのドライバーです。低スピン弾道を打ちやすく、飛距離性能が高いモデルです。
ヘッドの左右、上下MOIを高めていて、インパクトでぶれにくいので正確なショットができるのが魅力ですが、かなり捕まりにくいので使い手を選ぶヘッドだと思います。
TSI3にベンタスブルー6Xをカスタムしたら、思ったより硬さが出てしまいボールが上がらなくなりました。
この結果は当たり前かもしれませんが、個人的にはTSI3が想像以上に難しく扱いきれませんでした。悔しいです…。
カスタムクラブの振り心地は、ドライバーの長さとヘッドの重さ、ヘッドの特性が影響するので、自分に合うかどうかは使ってみないとわからないので難しい所ですね。
カスタムクラブを練習場で打った時に、あまりに違ったフィーリングだと、楽しみにしてた分そのショックは大きかったです!
TSI2ドライバーはスピン量が多めで、安定感の高いヘッドなのでTSI2にすれば良かったです。
TSI3フェアウェイウッド(16.5°)✖ ベンタスブルー6X
・スペック 42.5インチ 330g バランス D3
TSI3の4番ウッドにも、ベンタスブルーをカスタムしました。
TSI3フェアウェイウッドは操作性が高く、低スピンの強弾道が打ちやすいモデルです。
捕まりは控えめですが、ドライバーほどのハードさは無く、中弾道の強い球が打てるので打っていて楽しくなりました。
しかし、これまたシャフトの硬さが際立ってしまい、しばらくして手放すことになりました。
シャフト選びは難しいですね…。
フェアウェイウッドのシャフトは芝からボールを上げる必要があるので、柔らかめのシャフトが良いというセオリー通りの結果ですかね。
僕は硬めのシャフトの方が、クラブコントロールしやすいと思ってます!
僕はスイングの切り返しでシャフトがしなり過ぎると、タイミングが取りにくく上手く打つことができません。
僕の技術が足りないと言ってしまえばそれまでですが、硬めのシャフトの方が打ちやすく感じます。
ベンタスブルーはトルクが多く感じるシャフトなので、6Sだとしなり過ぎる、6Xだとヘッドによっては硬過ぎてしまうというジレンマにハマります。
ベンタスTRブルー
2022年3月に、ベンタスTRブルーが発売します。
このシャフトは、ベンタスブラックとブルーのいいとこ取りのシャフトなので試打が楽しみです。
まだまだカスタムクラブはやめられなさそうです!
ベンタスTRブルーの試打レビューもお楽しみに!