APEX UWの特徴
- ロフトは17°,19°,21°の3種類(シャフトはウッド用)
- フェアウェイウッドとユーティリティの良さを掛け合わせたクラブ
- ラージヘッドにFLASHフェースSS21、フェースカップ構造を採用
- フェースを最大限にたわませるJAILBREAK AI ベロシティブレード
- タングステンウェイトで、低・浅重心設計(キャロウェイHPより引用)
APEX UW 17° ✖️ ディアマナPD 70 X
カスタムオーダーしたAPEX UWが届いたので、早速、練習場で打ってみました。
店内試打でも感じましたが、やはり操作性が高いクラブです。ヘッドの挙動はニュートラルなので、スイングに対して機敏に反応して球筋を打ち分けやすいです。
ロフト17°ですがそれほど難しくはなく、スイングなりに安定して打つことができました。ボールが上がりやすいとまではいきませんが、17°なりの高さが出せます。予想ではボールが上がらないイメージでしたが、思ったよりはスピンが入りボールが上がるので安心しました。スピン量のバランスが良いので、低スピン過ぎてランが出過ぎることはなさそうです。
打感はとても柔らかく、芯で捉えるとよりソフトに感じます。打音は「キンッ」という高めの金属音がします。
ディアマナPDの特徴
・スペック(一部を抜粋)
- 50S 重量 54.5g トルク 4.8
- 60S 重量 64.5g トルク 3.3
- 70S 重量 74.0g トルク 3.0
手元調子のシャフト分類としてツアーAD UBに近いシャフトなので、比較しながら紹介します。
ディアマナPDは、シャフトの張り感が強くシャープに振りやすいと思います。UBよりも手元は締まっていて、しなり感は控えめです。
UBとPDの先端剛性は近いですが、手元のしなり感に違いがあります。それがシャフト全体の、フィーリングの違いになっているのではないかと思います。余計なしなりがないので、硬めのシャフトが好きな方におすすめです。重量とフレックスが豊富なので、それぞれの好みで選ぶことができます。
ディアマナPD 70X
APEX UW17°を注文する時、41インチの長さに70gか80gのシャフトのどちらにしようか迷いました。ユーティリティなのかウッドなのかわからなかったので、余計に迷いました。純正シャフトのディアマナ55は50g台のシャフトなので、さすがに軽すぎます。
APEXUWをショートウッドと思えば70gを基準にして、軽めがいいなら60g、重めがいいなら80gと考えました。
ユーティリティのイメージだと、70g、80g…もう少し重くてもいいのかと考えてしまいます。
結局、41インチという長さとウッド用シャフトということを考えて、ディアマナPD、70gのシャフトにしました。5番ウッドの代わりのつもりで、軽く振って飛距離を出したいからです。安定感を優先するなら、80gのシャフトもありだと思います。ちなみに17°は41インチが規格の長さですが、0.25インチ伸ばしてみました。
練習場で打ってみましたが、やっぱり70gのシャフトにして正解でした。少し長くしたことでバランスが重くなり、僕には重くも軽くもないちょうどいい振り心地になりました。ディアマナPD 70Xはしなり量は少ないですが、手元と先端にわずかなしなりを感じ、シャープに振り切れるので気に入っています。
APEX UWはユーティリティの高い操作性と、フェアウェイウッドのボールが上がりやすい特性を併せ持ったクラブです。
ミケルソン選手監修のクラブで、ツアープロが好みそうな高い操作性があります。上級者の使うクラブのイメージがありますが、実際に打ってみて僕のようなアマチュアにも使いやすいクラブだと思いました。新しいカテゴリーのおもしろいクラブなので、ぜひ試してみてくださいね。