スリクソンZXフェアウェイウッドの特徴
- フェース部分の新技術、リバウンドフレームによるボール高初速化
- 低重心化による高弾道
スリクソンZX3番ウッド ✖ ハザーダススモークブラック65 6.0(60gS相当)
ZXの3番ウッドを打ってみて、地面からでも適度にスピンが入りボールの上がりやすさに驚きました。ヘッドサイズは大きめで、低重心ヘッドなのでやさしいフェアウェイウッドだと思います。打感は弾き感が強く、硬めではありますが気になるほどではないです。打音は「キンッ」と高音ですが、それほど大きな音ではない思います。
3番のみヘッドにカーボンが使われていて、ヘッドの形とカーボンの見え方がとてもきれいです。フェース部分が黒くなっていて、シャープな見た目になりかっこいいと思います。5番、7番ウッドにはカーボン部分はありませんが、ヘッド内部の重心が下げられていて、ボールが上がりやすくなっています。適度なつかまりで、方向性はニュートラルだと思います。
ハザーダス スモークブラック65 6.0(60グラム、S相当)
ZXシリーズからカスタム採用された、プロジェクトXのハザーダススモークブラックをカスタムしました。アメリカではドライバーなどのウッドに、標準採用されている人気のハザーダスシリーズです。主要メーカーではPINGがカスタム採用しています。
ハザーダス スモークブラックの特徴
- トゥルーテンパー社のウッド用シャフト
- 元調子・低スピン・先端硬め
- 65(60グラム) 表記 5.5(SR相当) 6.0(S相当) 6.5(X相当)
ハザーダススモークブラックは手元が粘り、先端は硬いですがやや走る動きがあります。ZXの低重心、大きめヘッドに相性が良く、やさしくボールが上がるクラブになると思います。同じ元調子の、ディアマナDリミテッドのフィーリングに近いと思います。安定感のあるヘッドなので、どんなシャフトにしても使いやすいクラブになるのではないかと思います。
ZXシリーズは、カスタムシャフトの価格が安く設定されているのも魅力のひとつです。他のメーカーより、1万円くらい安くなっています。通常のカスタムシャフトに加えて人気のベンタスブルーや、テンセイシリーズがお値打ちに買えるのは嬉しいですよね。
今回のZXシリーズと前回のZFシリーズは、アメリカのゴルフ評価サイト、マイゴルフスパイで高評価を得ています。その他にもZXフェアウェイウッドは、ゴルフダイジェストの2021年HOTLISTで金賞を取っています。それにもかかわらず、日本ではあまり評価されていないような気がします。毎年、海外メーカーに人気が集まりますが、一度は日本メーカーを使ってみるとその良さがきっとわかると思います。ぜひ試してみてください。