ハザーダススモークブラックの特徴
- ダイナミックゴールドで有名な、トゥルーテンパー社のウッド用シャフト
- 元調子・低スピン・先端硬め
- 65(60グラム) 表記 5.5(SR相当) 6.0(S相当) 6.5(X相当)
ハザーダススモークブラックは、アメリカではウッド用に標準装備されるほど人気のあるシャフトです。最近ではスリクソンやPINGが、カスタムシャフトとして採用しています。
スリクソンZX7ドライバー 9° ✖ ハザーダススモークブラック 6.0
硬いイメージのあるUSA仕様のシャフトですが、6.0(S相当)であれば適度なしなり感があります。ちなみに5.5(SR相当)も試打しましたが、手元と先端のしなりが大きくボールを捕まえる動きをするシャフトでした。
似ているシャフトをあげると、同じ元調子のディアマナDリミテッドに近いフィーリングがあります。
6.0のシャフトは手元が粘って中間は硬く、先端も硬いですが、少し走るような動きをすると思います。一般的なSシャフトに比べて、硬めだと思います。全体的にシャフトが太く、手元の粘り感が強い独特なフィーリングがあります。アイアン用のプロジェクトX(スタンダードモデル)シャフトをそのままウッドにしたような感覚があり、打ってみるとそっくりそのままだと納得できました。
スリクソンZX 3番ウッド ✖ ハザーダススモークブラック6.0
ZXの3番ウッドは、ロフト15°でも地面からボールが上がりやすいモデルです。低スピンが打ちやすいハザーダススモークブラックと相性が良く、安定して高弾道を打つことができました。6.0のシャフトは硬すぎず、適度にしなるのでやさしくボールを拾ってくれるので打ちやすいと思います。
ハザーダススモークブラックRDX
ハザーダススモークブラックの新製品であるRDXとRDX・BLUEが発売されています。主要メーカーの中では、PINGのカスタムシャフトとして購入することができます。RDXは航空宇宙分野に使われている、新素材のカーボンファイバーが使われています。そのためハザーダススモークブラックと比べてシャフトの張り感が強く、ねばっこいフィーリングが少なくなっています。元調子ですがシャフトの張りがしなり戻る時に、ボールを弾くような感覚です。PINGの試打会で打ちましたが、ほとんど試打されないようなマニアックなシャフトだと言われました。最近では、ビクトルホブランド選手が使用しています。
ハザーダススモークブラックRDX・BLUE
BLUEはカウンターバランスに作られていて、シャープに振り切りやすいシャフトです。新素材のカーボンファイバーがしなった分、鋭くしなり戻るようなフィーリングです。
RDX・BLUEは分類としては、テンセイオレンジの部類に入ると思います。
ハザーダススモークシリーズは、元調子シャフトが好きな方はもちろん、先中調子が好きな方でも扱えるシャフトだと思います。ぜひ試してみてください。