TSI3ドライバーの特徴
- ATIチタンフェイスによるボールスピード高初速化
- ヘッド上下,左右,前後の高MOIによる安定性
- 5段階の重心調整機能
- ヘッドの空力性能によるボールスピード高初速化
その他にもTSI3ドライバーは460ccの体積ですが、コンパクトな洋梨顔が構えやすく感じます。
ATIチタンフェイスの打感は柔らかく、ボールが吸いつくような感触です。打音は引き締まった低音で、控えめな音が心地良いです。
ざらざらしたフェイスのおかげで、打痕がくっきり残ります。
肝心の初速は速く、低スピンの強弾道になります。
ロフト9°と10°どちらも試しましたが、9°のヘッドはより低スピンになりボールが上がりにくかったです。フッカーの僕がめいっぱい捕まえにいっても、なかなか捕まえきれず、フェードになりやすいヘッドだと思います。マルチMOIの影響なのか、ヘッドが全然動いて来ないような感じがします。
ウエイト位置を変更すると、ヘッドの動きがけっこう変わります。ウエイトを1番捕まるポジションにしても、捕まりは弱い印象です。
試打室でTSI3ドライバーを打った後に、TSI2ドライバーを打つと捕まり度合いの違いに驚くほど差を感じました。TSI2ドライバーは大型ヘッドで操作性は低いですが、TSI3よりは捕まりやすいモデルだと思います。
テンセイホワイトプロ1K ・ベンタスブルー
テンセイホワイトプロ1K,6S、ベンタスブルー、6S、6Xを組み合わせてみました。
いずれも先端剛性が高いシャフトなので、捕まりの弱いTSI3のヘッドを組み合わせるとかなりハードな仕様になりました。
今までG425LSTや、SIM2Max、 B1ドライバーなどはこれらの手元調子のシャフトで扱えましたが、TSI3ドライバーは例外でした。
中調子や先調子のボールを拾ってくれるシャフトなら扱えたかもしれませんが、中、先調子が苦手な僕は組み合わせて試すことができませんでした。
TSI3ドライバーは、ヘッドスピード45M以上のゴルファーにとっては恩恵が受けられると思います。個人的にはシャフトをいろいろ試しましたが、うまく扱えず手放すことになりました。まだ試していない方は、ぜひ試してみて下さい!